自由研究は終わらない

個性とわかりにくさの境界線をさまよい歩くブログ。

街コン行ったら不満めっちゃあったから図解する( ´ ▽ ` )ノ

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みなさんこんにちは!元ベテランニート学生ブロガーの秋山健一です!

 

突然ですが街コンに行ってきました。

 

こういうはじめ方をするとおそらく、「元ニートが街コンに行って、どのような結果になったのか?」というレポ的な記事を期待されると思いますが、それはまた別の記事に書かせてください。

 

今回書きたいのは、僕が憤りに近い感情を抱き、身近な人を捕まえてこんこんと不条理さを説き続け、結果誰にも聞いてもらえなくなったとある問題についてです。

 

それは街コンでよくある「指名マッチング方式」についての問題点。

 

これがどんな形式なのか?

何が問題なのか?

そもそも街コンて何?

 

お任せください!

気力が尽き果てるまでていねいに執念深く解説いたします!

 

 

そもそも街コンて?

 

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数十人〜数百人規模で行われるコンパのことです。

大規模なものになると1つの商店街や町の区画丸ごとを使って行われます。しかし、大規模な街コンは開催数が少なく、多くのものは1つのパーティー会場や飲食店を借り切った数十人規模のものです。

 

 

小規模の街コンは大きく分けて

  • 立食パーティー形式自由形
  • 着席回転寿司形式固定型

の2つに分かれます。

 

 

漢字が多くて分かりづらいですね。説明しましょう。

  • 立食パーティー形式自由形

立食形式で、参加者が自分のタイミングで自由に他の参加者に話しかけることができます。

もちろん連絡先を聞くタイミングや人数も自分次第。

 

続いてこちら

  • 着席回転寿司形式固定型

イスに座った状態で進行し、一定時間ごとに男女どちらかが(ほぼ男が)隣のイスに移動することで、まるで回転寿司のように会場を回っていき、男女全ての組み合わせで同じ時間話すことになります。

 

多くの男性は頭の中に響く「わしゃハマチか!」という声と戦わなければなりません。

 

さらにこの方式では、全員とのおしゃべりが終わったら気に入った異性を1位〜5位くらいまで指名し、男女のマッチングをはかります。

 

恐ろしいことに、この形式をとるほとんどの街コンではマッチングしなければ連絡先を交換できないのです。

 

これがどれだけ理不尽で不条理なことか!

「友人の所有物に対する権利は全て自分に移行する権利、ジャイアニズム」これを提唱したかのガキ大将でさえもビックリの理不尽さです。

 

 

僕が行った街コンの様子

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僕が行ったのは回転寿司の方でした。頭の中で「わしゃ炙りトロサーモンか!」の声が鳴り響いていました。

 

まず入り口で受付を済ますと会場に通されます。

イスが向かい合わせに並べられたテーブルが20卓ほど。

 

指定されたイスに座り、運営の人からの開始の合図を待ちます。

参加人数は覚えている限りで男性15人、女性14人でした。

やがて登場した運営の人によれば、この街コンの全体スケジュールは以下のようなもの

 

 

1.自己紹介カードの記入。ー5分ほどー

 雑談しやすいように自分のプロフィールを紙に書いていきます。

2.トークタイムー2分×15回ー

 「着席→挨拶→雑談→別れ」を2分でこなし、流れ作業のように隣の席へ移ります。ここで全ての異性と話すことになります。

3.フリータイムー4分×4回ー

 男性は話す相手を自由に選び、着席した状態で4分間話します。「同じ人を2回選んではいけない」などのルールがあり、ぜんぜんフリーではありません。

4.指名タイムー5分ほどー

 1位〜5位までの気に入った異性を紙に書き、運営の人に提出します。

5.マッチング発表

 お互いに指名しあった男女、つまりマッチングが成立した組み合わせを運営の人が発表します。

6.解散

マッチングした人は会場の外で連絡先の交換。マッチングしなかった人はそのまま帰ります。

 

つまり図にすると

 

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こんな風に男女が2人ずついて

 

 

 

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女子の1位と2位指名がこんな感じで

 

 

 

 

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男子の1位と2位指名がこんな感じだったら

 

 

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こういうことになって

 

 

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マッチング発表で呼ばれるのはこの組み合わせってことですね。

 

 

 

この説明を聞いたときすでに、僕の頭上にはハテナマークが8つほど浮かんでいました。センターフライが飛んできたならうまくキャッチできたことでしょう。

 

特にわからなかったのが

「1人につき1人しかマッチングできず、マッチングした人としか連絡先を交換できない」

というポイント。

 

 

今これを読んでいる人に、1人でもこのもどかしさを理解してもらうよう問題を図解してみます。

 

 

問題点1.男女どちらのマッチングを優先するのか?

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まず、1位から5位を指名し、優先順位が高いマッチングを優先するのだとして、優先度が同じマッチングがあったらどうするのか?という問題です。

 

例えば上の図のように、顔がそっくりの5人兄弟と、同じように顔がそっくりの5人姉妹が街コンに参加したとします。

 

 

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三男のクリスチャンと四男のドルマゲスの指名が上のようなものでした。

 

 

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一方姉妹はというと、三女のCWニコルと四女のドルマゲ子は上のように指名しました。

 

 

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すると上の組み合わせで1位指名と2位指名のマッチングが生まれます。

 

 

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しかし、同時にこの組み合わせでも1位指名と2位指名のマッチングが生まれるのです。

 

こうなればもはや優先度は同じですので考えるべきは

「男性と女性、どちらの1位指名を優先するか?」

という問題になります。

 

果たしてクリスチャンとドルマゲ子、どちらの願いが叶うのか?

 

ここからは僕の推測でしかありませんが、おそらくこのようなケースでは女性側であるドルマゲ子の指名が優先されるのではないかと思います。

理由は以下の通り。

 

    1. 女性の満足度を上げることで、次回以降の参加者を集めるため
    2. 男性に比べて女性は妥協がしにくい

 

それぞれ説明すると、1はまず、こういったイベントには女性を優先的に集めなければならないという前提があります。ぶっちゃけ女子が集まってれば男子は勝手に寄ってきます。

そして女性というのは男性に比べて格段に、口コミというアナログネットワークの影響支配下にあります。(偏見)

つまり

「あの街コンよかったよー」→「じゃあ私も行こー」

という流れを期待しているということですね。そのためには女子の希望を優先させなければならないのです。

 

 

2については、体感ベースで結構賛同者が現れるのではないかと思いますが、深く語ると長くなるためどこかで聞いた名言を引用しておきます。

 

「男子の女子への評価は階級制だ。王女から召使まで、細分化すればきりがないほど細かい階級に分かれており、そのランクは少しのことですぐ上下する。

対して女子の評価には二つしかない。王様と、それ以外だ。玉座は多くても3つくらいしかなく、そこに座れない平民は存在していないようなものだ。」

〜By いい感じのことを言う人〜

 

ということですね。しゃあなしで指名したとはいえ、平民とマッチングしても全く嬉しくないのです。

  

 

 

問題点2.モテても意味がない 

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 さて次の問題点です。例えばさっきのCWニコルがめっちゃモテたとして、上のような状態だとします。

 

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CWニコルは選びたい放題なので、当然1位の人とマッチングします。

しかしそれで喜んでいてはいけません。そもそもここは街コンなのです。

 

街コンとは普段の生活で出会いの無い人のために、ベストなマッチング相手を探す出会いの場所です。

ならばベストな相手に出会うまでは数を当たるのが基本戦略であるはず。

 

つまりCWニコルは本来ならば、自分に言いよった男性全員から連絡先をゲットし、そこからふるいにかけるべきなのです。

そんなことをすれば他の姉妹からガン無視され、お風呂に入っている時に電気を消されるなどのいじめを受けるかもしれませんが、それが街コンの論理なのです。

 

 

 

問題点3.可能性の切り捨て

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これは男性側から見ても大問題です。

この例で言えば、次男のボルサリーノはCWニコルから2位指名を受けています。

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単純に考えて2位につけているのなら連絡先くらいは教えてもらえるでしょう。

それができたら、あとはがんばって2人で遊びにいけばいいのです。

 

つまりこの方式は、切り捨てられる側もチャンスを奪われているのです。

 

 

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ボルサリーノもやりきれない思いを叫んでいます。

彼の4ヶ月に渡る禁酒生活が終わる日も近いでしょう。

 

 

問題点4.「まあいい人」が損をする 

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さて、ルールを総合して考えていくとこの街コンは

「いかに異性との高位マッチングを成立させるか?」

という読み合いのゲームになっていきます。

 

本当はあの人を1位指名したい

でも向こうからの指名は多分ない

なら1位指名を使うわけにはいかない

じゃあこの人を1位指名しておこう

 

というライアーゲームのような思考が脳内を満たすのです。

 

そうなればどうなるか?

 

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上の図をご覧ください。ボルサリーノは5人姉妹からなかなか人気で、4人から2位指名を貰っていました。

 

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一方ボルサリーノは長女のアンジェリカと次女のびっちゃん子を指名。

このままマッチングなるか?ボルサリーノ!

 

 

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そしてボルサリーノを2位指名していた4人、それぞれの1位指名はこんな感じでばらけております。

ボルサリーノにとって問題は、兄弟たちが誰を指名しているのか。

 

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五男の江戸門土(エドモンド)はドルマゲ子を指名。

 

 

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四男のドルマゲスはCWニコルを指名!

 

 

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三男クリスチャンはびっちゃん子を指名!!

 

 

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長男の安泥芽田(アンドロメダ)はアンジェリカを指名!!!

 

すると…するとなんということでしょう……。

 

 

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ボルサリーノは4人から2位指名されていたにもかかわらず、誰ともマッチングしないのです!

ライアーゲーム的な思考が進めば、究極的にはこうなってしまうのですね。

 

 

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ボルサリーノはこの後、まだ数年は飲むつもりのなかった秘蔵のテキーラを飲み干して、深夜の街に繰り出します。その夜出会ったのが「コペンハーゲンの幻術士」と呼ばれていた彼の師匠ですが、それはまた別のお話。

 

とにもかくにも、1人につき1人しかマッチングしない着席型の街コンは不満がいっぱいということですね。

 

 

お詫び:例えで用いた設定は説明内容と全く関係ございません。謹んでお詫び申し上げます。

 

 

ほんじゃーね!

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